クランプという包茎手術専用の器具を用いて行われる包茎の治療方法です。本来この手術方法は幼児を対象として開発されたものですが、成人を対象としても行える手術方法です。
今から20年ほど前は多くの包茎手術専門のクリニックが行っていた手法で、亀頭直下法が主流となっている現在では、表面的には使用していないとされている包茎の手術方法ですが、他の手術方法のようにある一定レベルの外科的技術を要せず、比較的容易に包茎手術を安全に行うことができるため、パートやアルバイト医師などを多く採用して手術を行っているクリニックでは今でも多く行われていると聞きます。
(大手の包茎手術専門クリニックでもこの方法を行っているクリニックがあるようです)
また、包茎手術の出来栄えについても、図のような器具を使用するため、以下のようなデメリットがあります。
※クランプを使用した場合でも器具に改良を加えたり手法を改良したり、など亀頭下埋没法と仕上がりの状態が極端に変わらないように工夫されている熟練医師もいるようです。
旧式の包茎手術同様に当院に修正手術のためご来院頂いた方の多くはこの術式によるものです。