屈曲ペニス・屈曲陰茎の修正手術の方法とその手順についてのご案内です。修正手術は緻密な修正計画のも正確に行われ、手術中に擬似的に勃起の状態を確認しながら行うことができますので確実な修正が可能となります。
屈曲ペニス修正手術を受ける患者様が心配されることの一つに、剃毛(ていもう)があります。
例えば盲腸の手術や、太ももの付け根からカテーテル検査をする場合など、 陰毛をツルツルに剃られてしまう場合があります。
一旦毛をツルツルに剃ってしまうと、見た目の問題もありますがが、 しばらくの間は無精ひげのような短い毛がチクチクする時期が続いてしまいます。
当院の屈曲ペニス修正手術では、手術後に巻く包帯にからみそうな毛をわずかにカットする場合はありますが、 基本的に毛を剃ることはありません。
手術に邪魔になる陰茎部分の「うぶ毛」のみ、必要最低限の毛を剃ります。
※根元の部分は剃りませんので、見た目に毛をそっている状態に見えることはありません。ご安心下さい。
ペニス周辺を念入りに消毒し、完全に清潔な状態にして手術の準備が終了します。
局所麻酔でもほとんど痛みを感じないように手術を行うことが可能ですが、痛みの心配がある方には眠っている間に治療が終了するマスク麻酔や静脈麻酔をご案内しております。
眠くなる麻酔薬を点滴してぐっすり安眠していただき、眠っている間に手術を行います。
患者様は終始眠っている状態ですから、痛みをほとんど感じる子がないだけではなく、緊張や恐怖感も感じることなく手術が終了します。
陰茎(ペニス)の屈曲や湾曲など曲がりの原因は陰茎白膜のゆがみや左右の不均等によるものです。
陰茎の白膜の修正のためには、亀頭直下の包皮、もしくは、ペニスの付け根部分を環状に切開する必要があります。
通常、亀頭直下で行いますが、根元の部分のみの曲がりである場合は、付け根部分で行うこともあります。
いずれにしても、美容外科的な方法で行うため、傷は目立たず、分からない状態まで自然に仕上げることが出来ますので、ご安心下さい。
亀頭直下で行う場合は、亀頭直下法による包茎手術と同様の切開ラインとなるなるため、包茎の状態の方は、包茎手術を同時に行うことをお勧めいたします。
もちろん傷は目立たず自然な仕上がりとなります。
※亀頭直下の傷跡やや包茎手術の傷跡、包茎手術の方法については、包茎 包茎治療をご覧ください
亀頭直下もしくは陰茎根元を環状に切開し、大切な血管や神経を温存しながら、事前に画像診断と診察により入念に計測された、白膜を縫い縮めるデザインを行います。
屈曲の状態により異なりますが、1~数箇所の白膜を縫い縮めます。
必要に応じて、擬似的に勃起状態を確認する独自な方法を用いて、修正の程度を確認します。
環状に切開した亀頭直下もしくは陰茎根元を美容外科的な方法で縫合し、手術は終了します。
手術の時間はおよそ60分程度です。
消毒をして、包茎手術専用の薄くて柔らかい包帯をペニス全体を包み込むように巻いて終了です。
マスク麻酔や静脈麻酔をご希望になられた方は、少しお休み頂いた後にお帰りになれます。
術後のご説明をお聞き頂き、ご帰宅となります。
原則として通院不要ですが、ご心配なことなどございましたら、いつでも無料でアフターケアをお受け頂けます。
ご遠方、お仕事で忙しくご来院が難しい方に朗報です
勃起時のペニスの屈曲位置、角度などが判別できる画像をメールに添付して送りいただければ、画像診断の上、治療法の具体的なアドバイス、おおよその見積もりをメール返信にてお知らせしています。
※お送りいただく画像は、画像診断以外の用途に使用することは一切ありません。プライバシーは確実にお守りいたしますのでご安心ください。